闘病生活も風前の灯。朝昼晩の三回も咳が出ればいいほうで、五回出れば幸せ。そんなわけだからして、風前の灯というよりは完治に近い。 念のため書いておくけど、上記の完治というのは赤名リカから性交を求められる人のことではない。念のため念のため。 本…

まずい。非常にまずい。 着実に肺ガンが、いや肺炎が治ってきている。相変わらず熱もなく、思い出したように咳が出るだけだ。 これじゃあただのたまに咳をする人じゃないか。「肺炎です。」と言ってももう誰も信じてくれないだろう。闘病日記も今回で終わり…

前回、闘病日記と書いちゃったもんだから書かざるを得なくなってしまった。早く書かないと治っちゃうから。 相変わらずの平熱っぷりには多少嫌気が差す。せっかくの肺炎なんだから、もうちょっと体調が悪くてもいいのではないだろうか。肺炎だなんて周りから…

肺炎になった。 先週半ば、近所の個人病院で肺炎と診断されたわけだが、俺は心配が服着て生きているような人間だ。医者の言葉を簡単に鵜呑みに出来るわけがない。 肺炎とは、肺ガンになった父親に病状を知らせたくない娘達が「ただの肺炎だからすぐに退院で…